2級建築士

2級建築士は、1級建築士になりたい人には、前提の資格として取っておかなければならない資格です。
2級建築士になるためには、各都道府県が行なう2級建築士の試験に合格する事が必要ですが、そのための受験資格として、大学か専門高校の建築科か土木科を卒業しているか、学歴がなくても、工務店などで大工として建築施工の実務経験7年あれば受験出来ます。
実際学校で勉強した事がない人が、2級建築士の資格をとる事は、やめたほうが良いでしょう。
基本的に机上の知識しかない人が2級建築士になっても、実際の仕事に就いても苦労するだけです。
大学や専門学校に行くのが最も手堅い方法です。
大工などの実務経験者であれば、実際2級建築士の資格獲得のための受験専門の学校に通うと言う手もありますが、そのような専門学校は全くなく、やはり専門学校に通うと言う方法しかないようです。
2級建築士の試験は、学科試験と製図試験が有りますが、学科試験は計画、法規、構造、施工の4科目あり、全ての科目で平均60%以上の回答率が要求されます。
1科目20点満点で平均12点以上となりますが、総合得点の平均と言うよりは、最低1科目12点以上取る必要があります。
3科目満点でも1科目12点を下回った場合は、合格しません。
あくまで平均的に満遍なく点数を取るような勉強の仕方が実践的と言えます。
学科が合格して二次試験の製図の試験が受けられますが、一時試験の合格率は35%と言われています。
製図に関する勉強は、独学と言うわけにも行きません。
学科は計画や法令と言ったものが多く、問題集をやっつければ何とかなるものの、製図ばかりはちゃんとしたところか、経験豊な建築士の人に教えてもらうしかありません。
更に製図は数をこなしておかないと、まずお話になりません。
製図は課題問題の理解、ゾーニングや建物配置を決めるエキス力、作図能力、矩計図・断面図・立面図の解析力になります。
製図の二次試験でほぼ半数が落とされますが、2級建築士の製図は、木造建築の問題がほとんどと言われていますが、そんな事はなく、鉄筋コンクリート建築の製図問題も出題されます。
多くの受験者がここで足切りに合うわけですが、ここでも独学ではハードルが高く、鉄筋コンクリートの製図の練習は、木造建築と言うわけにはきません。
兎に角2級建築士の試験は相対試験と言われるもので、得点の上位者のみを合格させるものですから、ある程度試験の傾向や、合格ラインの点数を想定した勉強が必要になりますが、合格した後も問題は山済みで、2級建築士を合格した人の多くは、次は1級建築士を目指す事になります。