レタックス
レタックスは郵政省が行なっている、ファックスによる電報サービスのようなもので、アナログの手紙とファックスによる電文の受付を行なうという、サービスです。
ジャンル的には電子郵便のカテゴリーに入りますが、他にもハイブリットメールなどと、如何にも頭の固い郵政省の役人が考えそうなものもありますが、要は出口がアナログの紙であることは同じで、郵政省で受け付けるメディアがファックスなのがレタックスであり、ワードやPDFの文書をインターネット経由で受け付けるのがハイブリットメールという事になります。
社会習慣上、紙ベースの書簡が求められるようなケースの場合に使われる事があるくらいですが、貰う方もお決まりの書式では有り難味もありません。
午後3時までに差し出せば同日中に配達されるという事ですが、ニーズはあまりないようで、値下げして直ぐにもとの料金に戻したという不人気振りです。
今時携帯電話のメールが全盛の時代に、ファックスで手紙代行を依頼する需要がどれだけあるか考えてみれば、わかりそうなものです。
まあ手紙自体が、斜陽傾向ですから藁をもすがるつもりでレタックスを維持しているのでしょうが、もう少しきめ細かなサービスに心掛けるべきでしょう。
手紙代行であれば、オリジナルに近い原稿で文書を作成するとか、徹底的にアナログに徹するのであれば、代筆で実筆に拘るとかすれば、もっと人気が出るやも知れません。
手紙をなぜ書くのかという根本的な訴求が足りません。
要するにインターネットなどで通信が何時でもどこでも、直ぐに出来てしまう世の中で、アナログの手紙を書く意味とはなんでしょうか。
バーチャルな世界で、お気軽な通信手段では伝わらない、人と人の子ミュニュケーションツールとして、今だに手紙の存在は大きいと思われます。
そこにインターネットやファックスを経由させたシステムを持ち込んで、一体何のメリットがあるのでしょうか。
インターネットや携帯電話に押されて、手の施し様もなくなった郵政省ですが、それなら一層手紙だけに収斂して特化した方が、むしろ賢明と言えそうですね。