三角関数表
三角関数表とやらは学生時代に見たっきり、さっぱり縁がございませんが、最近なにやら三角関数について騒がしいという事です。
なぜ三角関数が話題に上るかと言えば、日常生活でその必要性がないにもかかわらず、中学や高校、あるいは建築士の試験に今だに三角関数の問題が出されているという事が問題になっているわけで、数学に強い人は、突っ込んだ議論を展開していますが、普通の日常生活で、今更三角関数の一覧表を見ることもありませんし、エクセルや電卓などを使えば簡単に計算してくれますし、手計算することなど、全くと言ってよいほどありません。
コンピューターが実用的に使われたのは、大砲の弾道計算で三角関数などをはじき出すために用いられたといわれていますが、現在電卓などで三角関数を計算する仕組みは数表形式で、言わば教科書の裏に付いていた、三角関数の一覧表をメモリーに入れてあり、入力する数値がキーとなって、回答を表示しているだけで、計算自体はしていないみたいです。
高校生で数学を選択した場合には、三角関数は厄介な問題で、いちいち暗記する必要があると、あんな表をただ憶えるなんて馬鹿馬鹿しくなってきます。
ただ理論的な裏づけや計算の基礎を知っていれば良いのではないかと思います。
以前であれば代数の授業には計算尺があってそれを利用したものですが、今では電卓ですが、試験の場合は、持ち込みは厳禁ですから、馬鹿馬鹿しく思っても憶えるしかないという、全く理不尽な試験問題を出してきます。
三角関数はみんな苦手なようで、その意味では三角関数をしっかり勉強しておけば、偏差値にとっても有利になると言えます。
ではどのように憶えるかというと、丸呑みをしているような事はしていないらしく、インターネットで憶え方を公開しているところも多数ありますから、その辺でパクって来ているみたいです。
エクセルで三角関数を野式を計算させると、自然に理論が身に付きますが、実戦向きとはいえません。
日頃からベーシックなどに親しんでいる人ならいざ知らず、PCに親しんでない人にはちょっとハードルが高いかもしれません。
三角関数は工学の分野では必須な理論と言えますが、実際手計算している人はいませんし、する必要もありません。
知的な興味があるフェッチな人々の間で、一部三角関数が話題を呼んでいるだけで、受験で三角関数をどうしても憶えなければならない人にとっては、切実な問題でしょうが、とんだ科目を選択したと諦めて、精を出して憶えるしかないでしょう。